「インターネット上でお店を開くこと」のメリットとデメリット
こんにちは。
丹精込めて育てたお野菜や果物、一つひとつ丁寧に作り上げた手芸品や工芸品。
「この素晴らしい品を、もっとたくさんの人に知ってもらえたら…」
そんな風に思ったことはありませんか?
昔は、お店を持つというと、場所を借りて改装して…と大変なことでした。
しかし今は、「インターネット」というツールを使うことで、誰でも自分のお店を持つことができる時代になりました。
これを「ネットショップ」や「オンラインストア」と呼びます。
今回は、この「インターネット上でお店を開くこと」の良いところ(メリット)と、少し心構えが必要なところ(デメリット)を、ゆっくりご説明していきますね。
ネットでお店を開く「良いところ」
まずは、夢が広がる良いところから見ていきましょう。
1.お店を構える大きなお金がいらない
実際にお店を開くには、土地や建物の家賃、内装工事など、最初に大きなお金が必要になります。
でも、ネットショップなら、そういった費用はほとんどかかりません。
まるで、大きなデパートの一角を、とても安い料金で間借りするような感覚で、自分のお店を始められます。
2.日本全国、ときには世界中のお客様に届けられる
ご近所の方だけでなく、北海道から沖縄まで、日本中の人があなたのお店を訪れてくれる可能性があります。
今まで出会うことのなかった遠く離れた人が、あなたの商品を「素敵ね」「美味しそう」と見つけてくれるのです。
ご自宅にいながら、全国に商売ができるのは、インターネットならではの魅力です。
3.自分のペースで商売ができる
朝から晩までお店に立ち続ける必要はありません。
インターネット上のお店は、あなたが寝ている間も、24時間365日、休まずに営業してくれます。
注文が入ったら、ご自身の都合の良い時間に品物を準備して発送する、という働き方ができるのです。
畑仕事や他の用事の合間でも、お店を続けられます。
4.お客様の「嬉しい声」が直接届く
商品を買ってくださったお客様から、「とても美味しかったです!」「大切に使わせていただきます」といった感想が直接届くことがあります。
自分の作ったものが誰かの暮らしを豊かにしていると実感できるのは、何よりの喜びですし、「次も頑張ろう」という大きな励みになります。
ネットでお店を開くときに「心構えしておきたいこと」
もちろん、良いことばかりではありません。始める前に知っておいてほしいこともあります。
1.パソコンやスマホでの作業が少し必要
これが一番のハードルかもしれません。
商品の魅力が伝わるように写真を撮ったり、説明の文章を考えたり、それをパソコンやスマートフォンで入力したり、といった作業が出てきます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ご家族やお孫さんに手伝ってもらったり、地域の商工会などで相談に乗ってもらったりしながら、少しずつ慣れていくのが良いでしょう。
2.商品を包んで送る「ひと手間」がかかる
注文が入ったら、品物がお客様の手元に無事に届くよう、丁寧に包む「梱包(こんぽう)」という作業が必要です。
そして、それを郵便局や宅配便の営業所に持って行って発送します。
この「ひと手間」が、意外と時間がかかることもあります。
3.すぐには売れないかもしれない
立派なホームページを作っても、すぐにお客様がたくさん来るわけではありません。
インターネットの世界にも、星の数ほどお店があります。その中から自分のお店を見つけてもらうには、少し時間がかかるかもしれません。
「実世界でお店を開いても、すぐには繁盛しないのと同じ」と考えて、焦らず、根気よく続ける気持ちが大切です。
4.お金のやり取りが心配?
「お客様からちゃんとお金を頂けるのかしら…」と不安に思いますよね。
ご安心ください。最近のネットショップ作成サービスは、お金の受け取りを安全に代行してくれる仕組みが整っています。
あなたがお客様と直接お金のやり取りをする必要はありません。
サービス会社がきちんと管理して、売れた分のお金をあなたの口座に振り込んでくれるので、とても安心です。
まとめ:まずは小さな一歩から
いかがでしたか?
インターネットでお店を開くことは、あなたの作った大切な品物を、それを待っている誰かに届けるための、素晴らしい「架け橋」になってくれます。
大変なこともありますが、それ以上に大きな喜びや、やりがいを感じられるはずです。
もし「自分にもできるかな?」と少しでも思われたなら、まずはご家族に相談してみるなど、小さな一歩から踏み出してみてはいかがでしょうか。
あなたの心のこもった品物を、待っている人がきっといますよ。
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