宝の持ち腐れになっていませんか？ホームページと動画、二人三脚の「繁盛術」

2025年7月4日

「ホームページ」と「動画」を連携させて、お客様を呼び込む手順

こんにちは。
「よし、ホームページを新しくしたぞ！」
「立派な会社の紹介動画もできた！」

素晴らしいことですね。
これで、会社の新しい「顔」と、強力な「宣伝道具」が手に入ったわけです。
でも、ひょっとすると、こう思っていらっしゃいませんか？
「で、これから具体的にどうすればいいんだろう…？」

立派な農機具を買っても、使い方を知らなければ畑は耕せません。
それと同じで、ホームページと動画も、それぞれをバラバラに置いておくだけでは、本当の力は発揮できないのです。

大切なのは、この二つを「二人三脚」で上手に歩かせること。
今回は、あなたの会社の二つの宝物、「ホームページ」と「動画」を連携させて、お客様を呼び込み、ご縁を繋いでいくための具体的な手順を、順番にご説明します。

難しいことはありません。
料理のレシピのように、一つひとつ進めていきましょう。

お客様をお迎えする前に、お店を綺麗に整えますよね。
ホームページも同じです。動画という最高の「看板」を、一番良い場所に飾りましょう。

具体的にやること①：ホームページの「一等地」に動画を飾る
- お客様がホームページを開いて、一番最初に目に入る場所（トップページの上の方）に、完成した動画を置きましょう。
  これは、お店の入り口で、あなたが笑顔で出迎えるのと同じです。
  会社の活気や雰囲気が一瞬で伝わり、お客様はぐっと引き込まれます。
具体的にやること②：「会社の物語」を語る特別なページを作る
- ホームページの中に、「私たちの想い」や「職人の技」といった名前の新しいページを作り、そこにもう一度、動画を置きます。
  そして、動画だけでは伝えきれなかったあなたの言葉で、創業の経緯や商品へのこだわりを、ゆっくりと書き添えましょう。

これで、お客様を心からおもてなしする「お店」の準備が整いました。

準備ができたお店に、お客様を呼び込みましょう。
その役割を担うのが「動画」です。

具体的にやること①：「お知らせ掲示板（SNS）」で動画を少しだけ見せる
- インスタグラムやフェイスブックなど、無料の「お知らせ掲示板」を使っているなら、そこに動画の一部（例えば15秒や30秒だけ）を投稿します。
  全部見せるのではなく、「続きはこちらで！」と一言添えて、ホームページのアドレスを貼っておくのがコツです。
  これは、料理の「味見」のようなもの。もっと知りたくなったお客様が、あなたのお店（ホームページ）を訪れてくれます。
具体的にやること②：お得意様への「お手紙」に添える
- 日頃お世話になっているお客様にメールやLINEなどで連絡する際に、「この度、私たちの仕事への想いを動画にまとめました。お時間のある時にでもご覧ください」と、ホームページのリンクを添えて送ってみましょう。
  これは、心を込めて書いた「絵葉書」のようなもの。お客様との絆が、より一層深まります。

さあ、動画を見て興味を持ってくれたお客様が、あなたのお店（ホームページ）にやって来ました。
ここで迷子にさせてはいけません。

具体的にやること：動画を見た後に「次にしてほしいこと」を分かりやすく示す
- ホームページに置いた動画のすぐ下や横に、「商品のご購入はこちら」「もっと詳しく知りたい方へ」「お気軽にお問い合わせください」といった、大きなボタンを設置しましょう。
- せっかく動画を見て「この商品、いいな」「この会社に相談したいな」と思ってくれたお客様が、次に何をすれば良いか分からないと、そのまま帰ってしまいます。
  親切に次の部屋へご案内するような気持ちで、道筋を作ってあげることが大切です。

いかがでしたか？手順をまとめると、とてもシンプルです。

この「良い循環」を、焦らずゆっくりと回していくこと。
それが、ホームページと動画という二つの大切な道具を、最大限に活かすための秘訣です。

主役は、あくまでもあなたの会社と、あなた自身です。
ホームページと動画は、その魅力を伝えるための、頼もしい脇役にすぎません。

さあ、二人三脚で、未来の新しいお客様とのご縁を結んでいきましょう。

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