反応が出る会社が必ずやっている“Webと採用の設計図”の描き方
はじめに:成功している会社は「水路」を作っている
「綺麗なホームページを作ったのに、問い合わせがない。」
「SNSでバズったのに、応募につながらない。」
この悩みを抱える企業の共通点は、「点」でしか物事を考えていないことです。
Web集客や採用で成果を出している会社は、お客様や求職者が通る道を「点(単発の施策)」ではなく、「線(スムーズな流れ)」として設計しています。
それはまるで、水をこぼさずにゴールまで運ぶための「水路」を作っているようなものです。
今日は、その設計図の描き方をお伝えします。
ステップ①:入り口からゴールまでの「旅」を描く
まず、真っ白な紙を用意して、左端に「お客様(求職者)」、右端に「ゴール(購入・応募)」を書きます。
その間をどう埋めるか。これが「カスタマージャーニー(顧客の旅)」です。
多くの失敗パターンは、いきなり「結婚してください(購入して)」と迫るものです。
成功する設計図は、次のようなステップを踏みます。
- 認知(出会い): SNSや広告で「おっ?」と興味を持ってもらう。
- 教育(デート): ブログや動画で「信頼できるな」「自分に合うな」と思ってもらう。
- 行動(プロポーズ): 不安がなくなった状態で、問い合わせや応募をする。
この「教育(デート)」のプロセスが抜けているWebサイトは、どんなに綺麗でも成果が出ません。
ステップ②:「1ページ・1ゴール」の鉄則を守る
設計図を描く上で絶対に守るべきルールがあります。
それは「1つのページには、1つのゴールしか設けない」ことです。
トップページを見てみてください。
「商品一覧はこちら」
「社長ブログはこちら」
「採用情報はこちら」
「資料請求はこちら」……と、
出口がたくさんありすぎて迷路になっていませんか?
反応が出るページ(ランディングページなど)は、出口を一つに絞っています。
- 商品ページなら「購入」ボタンだけ。
- 採用ページなら「応募」ボタンだけ。
他のリンクを極力減らし、「押すか、戻るか」の二択までシンプルにすることで迷いが消え、反応率が劇的に上がります。
ステップ③:最初のハードルを極限まで下げる
最後に、ゴールのハードル設定です。
いきなり「電話で問い合わせる」や「面接を申し込む」は、心理的なハードルが非常に高いアクションです。
反応が出る会社は、この手前に「階段(マイクロコンバージョン)」を作っています。
- 営業の場合: 「問い合わせ」の前に、「失敗しない選び方ガイドブック(PDF)」を無料プレゼントする。
- 採用の場合: 「面接」の前に、「10分間のカジュアルオンライン面談」や「会社見学」を用意する。
「それなら損しないし、やってみようかな」と思える低い階段を用意するだけで、最終的なゴールの到達率は何倍にも跳ね上がります。
いきなり家を建て始めるのではなく、まずはこの「設計図」を描いてみてください。
無駄な工事(施策)が減り、確実に成果が出るようになります。

