給料を決めるだけじゃもったいない!会社の業績がぐんぐん伸びる「やる気アップの仕組み」3つのコツ

給料を決めるだけじゃもったいない!会社の業績がぐんぐん伸びる「やる気アップの仕組み」3つのコツ【真似できる成功企業の事例付き】
目次

会社の業績を伸ばす「やる気アップの仕組み」に共通する“3つのコツ”

こんなお悩み、ありませんか?

  • 「社員にもっとやる気を出してほしいんだけど、どうすれば…?」
  • 「ウチの評価ルール、なんだか昔のままで古臭い気がする…」
  • 「せっかく育てた若手が、すぐに辞めてしまって困る…」

もし一つでも当てはまったら、この記事はあなたのためのものです。

「人事の仕組み(人事制度)」というと、なんだか難しくて、給料やボーナスを決めるための「ルールブック」というイメージが強いかもしれません。

でも、実はそれ、すごくもったいないんです!
今、ぐんぐん成長している会社は、人事の仕組みを「社員のやる気に火をつけて、会社の成長をグンと加速させるエンジン」としてフル活用しています。

この記事では、難しい話は一切なし!
会社の業績を伸ばす「やる気アップの仕組み」に共通する“3つのコツ”と、それを実際にやってのけた会社の面白い取り組みを、分かりやすくご紹介します。


なぜ今、「人事の仕組み」の見直しが必要なの?

一言でいえば、「時代が変わったから」です。

昔ながらの「年功序列」や「みんな同じ働き方」では、今の時代、社員の心はつかめません。

「一生懸命がんばっても、年上の人より給料が低い…」
「会社の目指す方向と、自分の仕事がつながっている気がしない…」

こんな不満は、大切な社員が会社を去ってしまう大きな原因になります。
会社のエンジンであるはずの社員のやる気が下がってしまったら、業績が伸びるはずもありませんよね。

だからこそ今、社員一人ひとりが「この会社でがんばりたい!」と思えるような、新しい仕組みが必要なのです。


会社の業績が伸びる「やる気アップの仕組み」3つのコツ

私がこれまで見てきた元気な会社には、業界や会社の大きさに関係なく、共通する「3つのコツ」がありました。

コツ1:会社の「ゴール」と社員の「がんばり」の方向をそろえる

会社という船が目指す「宝島(会社の目標)」と、乗組員である社員一人ひとりが漕ぐ「オールの向き(日々の仕事)」が、ピッタリ合っている状態です。

  • カンタンな取り組み例
    • 「会社の目標発表会」をする: 今期、会社はどこを目指すのか?を社長が熱く語り、「そのために、あなたの部署にはこれを期待している!」と具体的に伝える。
    • 「合言葉」を作る: 「まずやってみよう!」「お客様を笑顔に!」のような、会社が大切にしたい行動を「合言葉」にして、それを実践した人を褒める。

コツ2:社員が「ここで成長したい!」と思える場所にする

評価は、給料を決めるためだけの「通信簿」ではありません。社員が「次はこうすればもっと良くなるんだ!」と、自分の成長を感じられるための「ヒント集」であるべきです。

  • カンタンな取り組み例
    • 1対1の「作戦会議」を定期的に開く: 上司と部下が月1回、15分でもいいので個別に話す時間を作る。
      「困ってることない?」と聞くだけでもOK!
    • 「ありがとう」を伝え合う: 良かった行動に対して、すぐに「〇〇さん、あの対応すごく助かったよ、ありがとう!」と具体的に声をかける文化を作る。
    • 将来の話をする: 「この会社で、将来どんな人になりたい?」とキャリアの話をして、成長の道すじを一緒に考える。

コツ3:「ウチの評価は正直で、ズルはない!」と全員が思えるようにする

誰だって、不公平な扱いはイヤなもの。「なんであの人が評価されて、私が評価されないの?」という不満は、職場の雰囲気を悪くする最大の敵です。
評価のルールは、正直にオープンにしましょう。

  • カンタンな取り組み例
    • 「評価の物差し」を公開する: 「こういう行動をしたらA評価」「このレベルの仕事ができたら給料が上がる」という基準を、全員が見られるようにする。
    • 評価する側の目線をそろえる: 部長によって評価が甘かったり辛かったり…とならないよう、管理職向けの簡単な研修を行う。
    • 「みんなの声」を聞く: 上司からの一方的な評価だけでなく、同僚からの「いつも助かってます!」といった声も参考にしてみる。

【真似できる成功事例】この仕組みで、会社はこんなに変わった!

では、実際にこれらのコツを実践して、うまくいっている会社の例を見てみましょう。

事例1:株式会社サイバーエージェント「挑戦した人が、一番えらい!」

ネット業界で有名なこの会社は、社員の「やってみたい!」という気持ちを爆発させる天才です。

  • 面白い取り組み:「あした会議」
    • 役員と若手社員がチームを組み、「新しいビジネスや会社の改善案」を社長に直接プレゼンする会議。
      なんと、その場で「いいね、やろう!」と決まれば、提案した社員がそのまま子会社の社長になることもあるんです!
  • こんな効果が!
    • 「自分の一言で会社が変わるかも!」というワクワク感が、社員のやる気に火をつけ、新しい事業がどんどん生まれています。
      まさにコツ1(方向をそろえる)コツ2(成長できる場所)のお手本です。

事例2:株式会社メルカリ「会社の“合言葉”を守ると、お給料が上がる!?」

フリマアプリで有名なメルカリ。会社が大きくなるにつれてバラバラにならないよう、面白い仕組みを取り入れました。

  • 面白い取り組み:「3つの合言葉」評価
    • 「大胆にやろう」「みんなで成功しよう」「プロになろう」という3つの合言葉(バリュー)があります。
      この合言葉にそった行動ができたかどうかで、評価や給料の一部が決まるのです。
  • こんな効果が!
    • 社員全員が「メルカリらしい行動ってなんだろう?」と常に考えるようになり、チームの一体感がアップ。
      まさにコツ1(方向をそろえる)コツ3(正直でズルがない)を両立した例です。

事例3:カゴメ株式会社「“働きやすさ”を追求したら、過去最高の利益が出た!」

ケチャップでおなじみのカゴメは、「働き方」だけでなく「生き方」を応援する会社です。
社員のプライベートを大切にすることが、会社の成長につながると証明しました。

  • 面白い取り組み:「生き方改革」
    • 家で仕事をするテレワークや、出社・退社時間を自分で決められるフレックス制はもちろん、副業もOKに。
      社員が自分らしく、のびのび働ける環境を徹底的に作りました。
  • こんな効果が!
    • 結果、社員の満足度が上がり、なんと会社の利益は過去最高を記録!
      コツ2(成長できる場所)が、会社の業績に直結した素晴らしい例ですね。

あなたの会社でできる「最初の一歩」

「すごい話だけど、ウチみたいな小さな会社じゃ無理かも…」
そんなことはありません!大切なのは、いきなり全部やろうとせず、できることから一つだけ始めてみることです。

  1. 【まずは聞く】 
    社員に「仕事で楽しいこと、困ってることって何?」とアンケートや個人面談で本音を聞いてみましょう。
  2. 【ゴールを決める】
     「まずは、来年新入社員が辞めない会社にしよう!」など、今回の見直しで達成したい、分かりやすい目標を決めましょう。
  3. 【お試しでやる】
     全社で一気に変えるのは大変です。まずは一つの部署や、一つの取り組み(例えば「月1回の1対1面談」だけ)から試してみるのが成功の秘訣です。

【まとめ】

人事の仕組みは、一度作ったらおしまい、ではありません。
会社の成長や時代の変化に合わせて、少しずつアップデートしていく「生き物」のようなものです。

今回お話しした、
コツ1:会社の「ゴール」と社員の「がんばり」の方向をそろえる
コツ2:社員が「ここで成長したい!」と思える場所にする
コツ3:「ウチの評価は正直で、ズルはない!」と全員が思えるようにする

この3つをヒントに、あなたの会社にピッタリな「やる気アップの仕組み」を育てていってください。
それは、会社の未来を作る、最高の投資になるはずです。

あなたの会社が、社員みんなが笑顔で働ける、もっと素敵な場所になることを応援しています!

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