自社の強みが「品質」「対応力」しか出てこない時の考え方|他社との違いを見つける5つの質問

「御社の強みは何ですか?」
そう聞かれて、
「品質には自信があります」
「丁寧な対応を心がけています」
「地域密着でやっています」
「お客様に寄り添っています」
と答える。
どれも間違いではありません。
実際に、日々の仕事の中で大切にしていることだと思います。
しかし、ホームページや会社案内へ載せようとすると、
「これでは他社も同じことを言っているのでは?」
と感じることがあります。
だからといって、
「うちには特別な強みがない」
と考える必要はありません。
中小企業の場合、強みがないのではなく、
「普段当たり前にやっていることを、強みとして整理できていない」
ケースがあります。
たとえば、
「対応が丁寧」
という一言の裏に、
問い合わせを受けたら、まず現在の状況を聞く。
専門用語をできるだけ使わない。
その場で契約を迫らない。
必要がなければ「今はやらなくても大丈夫」と伝える。
といった具体的な行動があるかもしれません。
この部分まで言葉にすると、
「丁寧な対応」
よりも、その会社らしさが見えてきます。
大切なのは、
無理に珍しい強みを作ることではありません。
自社が普段どのように仕事をしているのか。
お客様はなぜ自社を選んでいるのか。
他社と比べた時に何が少し違うのか。
を具体的に整理することです。
この記事では、自社の強みを考えても「品質」「対応力」「地域密着」などの言葉しか出てこない中小企業向けに、他社との違いや選ばれる理由を見つけるための5つの質問を紹介します。
「品質」「対応力」が強みではないわけではない
まず、
「品質が高い」
「対応が丁寧」
という言葉自体が悪いわけではありません。
問題なのは、
「なぜそう言えるのか」
が分からないことです。
たとえば、
【抽象的な表現】
品質にこだわっています。
では、読み手には具体的な違いが分かりません。
一方、
【具体化した表現】
出荷前に担当者とは別のスタッフがもう一度検品し、外観・数量・表示内容を確認しています。
であれば、
「品質にこだわっている理由」
が見えてきます。
同じように、
【抽象的な表現】
迅速に対応します。
より、
【具体化した表現】
お問い合わせ内容を確認後、まず対応可能かどうかを1営業日以内にご連絡します。
の方が、読み手は具体的にイメージできます。
つまり、
強みの言葉を変える。
というより、
「その言葉の裏側にある具体的な行動を見つける」
ことが重要です。
強みを「珍しさ」だけで考えない
強みを考える時、
「他社が絶対にやっていないことを探さなければ」
と思うことがあります。
しかし、中小企業の商品やサービスでは、完全に唯一無二の特徴を持っている会社ばかりではありません。
同じような商品。
同じようなサービス。
同じような価格帯。
の会社もあります。
その中でも、
相談の進め方。
仕事の範囲。
対応エリア。
得意な顧客。
説明の仕方。
納品後の対応。
などには違いがあります。
強みは、
「世界で自社だけが持っているもの」
である必要はありません。
お客様が会社を比較した時に、
「この会社は自分たちに合いそう」
と思える違いが伝われば十分です。
「高品質」を別の格好良い言葉へ変えるだけでは意味がない
強みを言語化しようとして、
「高品質」
を、
「圧倒的な品質」
「妥協なきクオリティ」
「最高品質へのこだわり」
と変えることがあります。
言葉は強くなります。
しかし、具体性はほとんど変わっていません。
むしろ、実態以上に見える可能性があります。
大切なのは形容詞を強くすることではなく、
「何をしているから、その品質になるのか」
へ掘り下げることです。
【例】
高品質です。
↓
原材料を○○基準で選定しています。
↓
製造工程の○○で必ず確認しています。
↓
完成後も○○を確認してから出荷しています。
このように分解します。
「対応力」も何に対応できるのかまで考える
「対応力があります」
という言葉もよく使われます。
しかし、
何への対応力なのか。
が分かりません。
たとえば、
・少量注文への対応
・急な納期変更
・特殊な仕様
・初めて利用する人への説明
・複数店舗への納品
・担当者変更時の引き継ぎ
など、会社によって内容は違います。
【例】
柔軟に対応します。
ではなく、
【改善例】
既製プランだけでなく、現在の予算や社内体制を確認したうえで、必要な部分だけを組み合わせてご提案します。
とすれば、
「柔軟」の意味が具体的になります。
「地域密着」も地域にいるだけでは強みになりにくい
地域企業では、
「地域密着」
を強みにすることがあります。
これも大切な特徴です。
ただし、
「熊本で営業しています」
だけでは、所在地の説明に近くなります。
確認したいのは、
地域密着だから何ができるのか。
です。
たとえば、
・地域の商習慣を理解している
・必要なら現地へ訪問できる
・地域企業とのネットワークがある
・県内の市場を理解している
・地域特有の採用事情を知っている
などです。
【例】
熊本密着で対応します。
↓
熊本の中小企業を中心に支援しているため、地域の採用市場や企業規模を踏まえながら、現場で続けやすい方法を一緒に整理します。
このように、
特徴。
↓
相手にとって何が良いのか。
までつなげましょう。
強みを見つける質問1|お客様からよく褒められることは何か
自社の強みを経営者や社員だけで考えると、
「当たり前すぎて気づかない」
ことがあります。
そこで最初に確認したいのが、
「お客様から何と言われているか」
です。
たとえば、
「説明が分かりやすかった」
「対応が早かった」
「小さい相談でも聞いてもらえた」
「他社では断られたが対応してもらえた」
「最初から無理に売り込まれなかった」
「納品後も相談できた」
などです。
一件だけなら偶然かもしれません。
しかし複数のお客様から同じことを言われているなら、自社の特徴である可能性があります。
【確認したい質問】
なぜ当社を選びましたか?
相談前に不安だったことは何ですか?
実際に依頼して良かった点は何ですか?
他社と比べて違うと感じた点はありますか?
社員が思っている強みより、お客様の言葉の方が具体的なこともあります。
関連記事:お客様から集めた声は、強みを見つける材料になるだけでなく、ホームページ上でその強みを裏付ける信頼材料としても活用できます。
「お客様の声」をそのままキャッチコピーにしなくてもよい
お客様から、
「対応が早かったです」
と言われたから、
「対応が早い会社」
とそのまま書く必要はありません。
重要なのは、
「なぜ早かったと感じてもらえたのか」
を確認することです。
たとえば、
問い合わせ当日に返信した。
まず対応可否だけ先に伝えた。
担当者が判断できる範囲を広く持っていた。
などの仕組みがあるかもしれません。
お客様の評価。
↓
実際に行っていること。
まで遡ると、より具体的な強みになります。
強みを見つける質問2|他社で断られたお客様から相談されることは何か
中小企業では、
「他社では対応できなかった」
という相談が来ることがあります。
ここには強みが隠れている可能性があります。
たとえば、
・少量だから断られた
・特殊な仕様だった
・予算が小さかった
・短納期だった
・相談内容がまだ曖昧だった
・複数分野をまたぐ相談だった
などです。
自社では普通に受けている相談でも、他社では難しい場合があります。
【確認例】
他社で断られた後に相談されることはありますか?
どのような理由で断られていましたか?
自社ではなぜ対応できていますか?
対応するために何か工夫していますか?
ここまで整理すると、
「柔軟に対応します」
より具体的な表現が作れます。
ただし「他社にはできない」と断定しすぎない
競合との差を表現する時、
「他社にはできません」
「一般的な会社では対応できません」
と書く必要はありません。
他社の状況をすべて把握しているわけではないからです。
【避けたい表現】
他社ではできない小ロットにも対応します。
【改善例】
○個からの小ロットにも対応しています。
自社が提供できる事実を伝えるだけでも、十分な違いになります。
他社を下げるのではなく、自社の条件を具体的にしましょう。
強みを見つける質問3|自社では「普通」だが、お客様には説明すると驚かれることは何か
社員に、
「うちの会社の強みは?」
と聞いても、
「特にないと思います」
と言われることがあります。
長く働いているほど、今のやり方が当たり前になっているからです。
そこで、
「お客様へ説明すると意外に驚かれること」
を探してみます。
たとえば、
・問い合わせ後に必ず担当者が電話する
・最初の相談では費用が発生しない
・納品後も一定期間確認する
・担当者が途中で変わらない
・製造工程を複数人で確認する
・社員全員が商品の研修を受けている
などです。
会社では、
「普通にやっているだけ」
でも、お客様から見ると安心材料になることがあります。
社内の「面倒だけれど続けていること」も確認する
強みは、楽にできることだけとは限りません。
たとえば、
毎回チェックリストを使う。
一件ずつ確認電話をする。
注文内容を二重確認する。
顧客ごとに記録を残す。
新人への研修時間を確保する。
こうした、
「手間はかかるが、会社として続けていること」
には理由があります。
【質問】
なぜそこまでやっているのですか?
と聞くと、
会社が大切にしている価値観が見えてきます。
強みを見つける質問4|あえて「やらない」と決めていることは何か
強みを考える時、
「できること」
ばかり探します。
しかし、
「あえてやらないこと」
にも会社らしさがあります。
たとえば、
・必要のないサービスは提案しない
・無理な短納期は受けない
・品質を維持できない数量は受けない
・初回相談で契約を急がせない
・自社で対応できない案件は専門会社を紹介する
などです。
これは一見すると、
「弱み」
に見えるかもしれません。
しかし、
「何を優先している会社なのか」
が分かる情報でもあります。
【例】
何でも対応します。
ではなく、
品質を維持できない納期の場合は、無理にお受けせず事前にスケジュールをご相談します。
と伝えれば、会社の姿勢が分かります。
「できないこと」を書くと問い合わせが減るのでは?
すべてを細かく書く必要はありません。
しかし、自社と合わない問い合わせが大量に来ている場合は、
「対応できる範囲」
を明確にした方が結果的に効率的なことがあります。
たとえば、
法人向けのみ。
熊本県内中心。
○個以上。
○万円程度から。
などです。
誰にでも選ばれる会社を目指すより、
「自社に合う人に選ばれる」
ための情報を増やしましょう。
強みを見つける質問5|どんなお客様とは特に仕事がうまくいくか
最後に確認したいのが、
「自社と相性のよい顧客」
です。
強みは、相手によって価値が変わります。
たとえば、
細かな相談にも対応できる。
という特徴は、
大企業にはそれほど重要ではなくても、
社内に専門担当者がいない中小企業には大きな価値になるかもしれません。
【確認したいこと】
どのような会社から継続依頼が多いか。
どのような規模の会社と仕事が進めやすいか。
どのような課題で相談されることが多いか。
どんな担当者から評価されているか。
どんなお客様とは逆に合いにくいか。
ここまで分かれば、
「自社の強み」
だけでなく、
「誰にとっての強みなのか」
まで整理できます。
強みは「特徴→行動→相手のメリット」の順で整理する
強みが見つかったら、次の3段階で整理すると文章にしやすくなります。
1. 特徴
地域密着。
丁寧。
小回りが利く。
高品質。
2. 実際の行動
具体的に何をしているか。
3. お客様にとってのメリット
その結果、何が良いのか。
たとえば、
【特徴】
丁寧な対応。
【行動】
初回相談では、現在の状況と困っていることを先に整理し、必要な内容から説明する。
【メリット】
専門知識がなくても、何から取り組めばよいか判断しやすい。
ここまで整理すれば、
【言語化例】
初回相談では専門用語だけで説明せず、現在の状況と優先順位から一緒に整理します。まだ相談内容が固まっていない段階でもご相談いただけます。
という文章にできます。
関連記事:自社の特徴をお客様や求職者にとってのメリットへ変換する基本的な整理方法については、「言語化された強み」を作る3つの整理法でも詳しく解説しています。
「品質」を具体化する例
【抽象】
品質にこだわっています。
【掘り下げ】
何を確認している?
誰が確認している?
どの工程で確認している?
基準はある?
問題があった時はどうする?
【具体化例】
製造後は外観だけでなく○○も確認し、基準を満たした商品だけを出荷しています。
重要なのは、「高品質」という言葉を消すことではありません。
その根拠を一緒に載せることです。
「対応力」を具体化する例
【抽象】
柔軟に対応します。
【掘り下げ】
何を変更できる?
どこまで対応できる?
よく相談されることは?
どんな時は対応できない?
【具体化例】
既存プランだけでなく、現在の予算・社内体制・優先順位を確認し、必要な支援だけを組み合わせてご提案します。
「柔軟」が具体的になります。
「実績豊富」を具体化する例
【抽象】
豊富な実績があります。
【掘り下げ】
何件?
どんな業種?
どの地域?
どのような課題?
何年経験している?
【具体化例】
飲食・美容・小売など、地域の店舗型ビジネスを中心に○○の支援を行っています。
数字を掲載できる場合は、事実に基づいて使います。
実績数を無理に大きく見せる必要はありません。
「地域密着」を具体化する例
【抽象】
地域密着です。
【掘り下げ】
どの地域?
地域密着だから何ができる?
県外企業との違いは?
現地対応できる?
【具体化例】
熊本・宮崎を中心に九州の中小企業を支援し、必要に応じて現地の状況を確認しながら施策を整理します。
地域名だけで終わらせないことがポイントです。
強みを1つに絞る必要はない
「当社の最大の強みを一つ決めなければ」
と思うことがあります。
しかし、無理に一つへ絞る必要はありません。
たとえば、
A社が選ぶ理由:
小ロットに対応できる。
B社が選ぶ理由:
納品までの相談が丁寧。
C社が選ぶ理由:
地域事情を理解している。
ということもあります。
重要なのは、
10個、20個と強みを並べることではなく、
「相手が自社を選ぶ判断材料になる情報」
を整理することです。
ホームページの場所によって、使う強みを変えても構いません。
トップページでは全部説明しない
強みがたくさん見つかると、トップページへ全部載せたくなります。
しかし、トップページは会社の全情報を説明する場所ではありません。
まず、
・誰向けの会社か
・何を支援しているか
・どんな課題を解決できるか
を伝え、
詳しい強みはサービスページや事例ページへつなぐ方が読みやすくなります。
関連記事:言語化した強みをトップページへ反映する場合も、すべてを載せるのではなく、最初に伝える内容と各ページへの役割分担を整理することが大切です。
サービスページでは「なぜ自社なのか」を具体化する
サービスページでは、
サービス内容。
料金。
流れ。
だけでなく、
「なぜこの会社へ相談するのか」
を判断できる情報が必要です。
たとえば、
【弱い例】
丁寧にサポートします。
【具体化】
月1回の打ち合わせだけでなく、求人内容の変更や応募状況について必要に応じてLINE・メールでも確認できます。
などです。
実際に行っていることを言葉にしましょう。
会社概要にも考え方を反映する
会社概要ページは、
所在地。
資本金。
代表者。
だけを見る場所ではありません。
問い合わせ前に、
「どんな会社なのか」
を確認する人もいます。
会社として、
なぜこの事業を行っているのか。
どんな企業を支援したいのか。
仕事で何を大切にしているのか。
も、強みを補足する情報になります。
求人でも同じ強みが使えるとは限らない
お客様向けの強みと、求職者向けの強みは違う場合があります。
たとえば、
顧客向け:
対応が早い。
が、
社員からすると、
常にスピードを求められる職場。
と感じる可能性もあります。
採用では、
教育体制。
仕事の任せ方。
休日。
評価。
一緒に働く人。
など、求職者側が知りたい内容に変換します。
同じ会社でも、
顧客向け。
求職者向け。
で強みの見せ方を変えましょう。
強みを考える時に競合サイトだけを見すぎない
競合調査は必要です。
しかし、最初から競合サイトばかり見ていると、
競合A:
品質。
競合B:
実績。
競合C:
地域密着。
↓
自社:
では「スピード」にしよう。
という言葉探しになる場合があります。
まず自社の事実を整理する。
その後で競合と比較する。
という順番がおすすめです。
競合との違いは「勝ち負け」ではなく「合う・合わない」で考える
競合との差別化というと、
「自社の方が優れていること」
を探したくなります。
しかし、
価格が安い。
規模が大きい。
拠点が多い。
といった部分では、他社の方が強いこともあります。
無理に勝つ必要はありません。
たとえば、
大手:
全国対応・豊富な人員。
自社:
地域企業へ小回りよく対応。
であれば、
それぞれ向いている顧客が違います。
「自社が一番」
ではなく、
「どのような人に自社が向いているか」
を考えましょう。
AIに「当社の強みを考えて」と聞くだけでは似た言葉になりやすい
AIを使って強みを整理する方法もあります。
ただし、
「○○会社の強みを考えてください」
だけでは、
・高品質
・顧客第一
・柔軟な対応
・専門性
・地域密着
など、一般的な言葉になる場合があります。
AIを使う場合も、
・顧客から言われたこと
・実際の業務内容
・他社で断られた相談
・会社としてやらないこと
・具体的な実績
など、材料を渡すことが重要です。
AIは強みをゼロから作るというより、
「自社にある材料を整理する」
ために使う方が実務では活用しやすくなります。
関連記事:自社の実績やお客様の声などの材料がある程度揃っている場合は、AIを使って特徴や魅力を整理する方法もあります。
強みの言語化で避けたいこと
実態以上に良く見せる
「業界最高」
「圧倒的」
「No.1」
などは、根拠なく使わないようにします。
抽象語を別の抽象語へ置き換える
丁寧。
↓
ホスピタリティ。
に変えても、具体性が上がるとは限りません。
強みだけを書く
強みだけでなく、
誰向けなのか。
どんな悩みに役立つのか。
も考えます。
弱みを全部隠す
すべての顧客に合う会社である必要はありません。
対応できる範囲を明確にすることも、選びやすさにつながります。
競合を悪く言う
他社との違いを伝えるために、競合批判をする必要はありません。
自社ができることを具体的に伝えましょう。
30分でできる「強みの棚卸し」
社内で一度、次の質問を書き出してみてください。
【質問1】
お客様からよく褒められることは?
【質問2】
他社で断られた後に相談されることは?
【質問3】
自社では普通だが、お客様には驚かれることは?
【質問4】
会社として、あえてやらないと決めていることは?
【質問5】
どんなお客様とは特に長く取引が続いている?
最初からきれいな文章にする必要はありません。
事実やエピソードだけを書き出します。
その後、
特徴。
↓
具体的な行動。
↓
相手にとってのメリット。
の順に整理します。
強みを確認するチェックリスト
強みの材料
・お客様から実際に言われた言葉がある
・継続取引の理由を確認した
・他社で断られた後に来る相談を確認した
・社員が当たり前だと思っている行動を確認した
・会社としてあえてやらないことを確認した
具体性
・「品質」だけで終わっていない
・「丁寧」だけで終わっていない
・「地域密着」だけで終わっていない
・「柔軟」だけで終わっていない
・具体的な行動や仕組みを説明できる
相手目線
・誰に向けた強みか分かる
・相手にどんなメリットがあるか分かる
・相手の不安を減らす情報になっている
・選ぶ判断材料になっている
表現
・実態以上に良く見せていない
・競合を悪く言っていない
・根拠のないNo.1表現を使っていない
・抽象語を別の抽象語に変えただけになっていない
ホームページへの反映
・トップページで会社の違いが分かる
・サービスページで具体的な行動を説明している
・お客様の声や事例で裏付けている
・会社概要でも考え方が伝わる
・問い合わせ前に「自社に合いそう」と判断できる
まとめ:「強みがない」のではなく「具体化されていない」だけかもしれない
自社の強みを聞かれて、
「品質」
「対応力」
「地域密着」
しか出てこなくても、問題ありません。
その言葉をすぐ捨てる必要もありません。
大切なのは、
「具体的に何をしているから、そう言えるのか」
を考えることです。
品質。
↓
どの工程で何を確認している?
対応力。
↓
具体的にどんな相談へ対応できる?
地域密着。
↓
地域にいることで、お客様にどんなメリットがある?
と一段ずつ掘り下げます。
そして、自社だけで考えるのではなく、
お客様から何と言われているか。
他社で断られた後にどんな相談が来るか。
自社では当たり前でも他社では珍しいことは何か。
あえてやらないことは何か。
どんな顧客と長く取引が続いているか。
を確認します。
ここには、
「自社が選ばれている理由」
の材料があります。
強みの言語化とは、
格好良いキャッチコピーを考えることではありません。
普段行っている仕事を具体的に整理し、
「それがお客様にとってどんな価値になるのか」
を分かる言葉へ変えることです。
「品質が高い会社です」
から、
「なぜ品質が高いと言えるのか」
へ。
「丁寧に対応します」
から、
「具体的にどのように対応しているのか」
へ。
一つずつ具体化することで、自社らしい違いが見えてきます。
特別な強みを無理に作るのではなく、
すでに会社の中にある、
仕事のやり方。
判断基準。
お客様との接し方。
続けている工夫。
を見つける。
そこから始めることが、中小企業が自社の良さを無理なく言語化するための第一歩です。
ホームページ・動画制作でお悩みの方へ
ローカルブランディング株式会社では、九州の中小企業向けにホームページ・動画制作支援「ブラサポ」を提供しています。
単にホームページをきれいに作るだけではなく、会社やサービスの強みを整理し、「誰に・何を・どのように伝えるか」から設計します。
「ホームページを見ても他社との違いが分からない」
「自社の強みを聞かれても、うまく説明できない」
「サービス内容は載せているが、問い合わせにつながらない」
「会社の良さを言葉や動画で伝えたい」
といった場合も、現在のホームページや事業内容を確認しながら、伝えるべき内容と導線を整理します。
関連ページ:ホームページ・動画制作や各種支援について、相談前によくいただく質問は「よくある質問」にまとめています。
ホームページや動画制作、自社の魅力の伝え方についてお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。
