「一度売場で試してみます」と言われた時に確認したいこと|テスト導入をそのままにしない方法

小売店から一度売場で試したいと言われた際にテスト導入後の販売状況と継続取引を確認する中小企業の営業担当者

小売店やバイヤーへ商品を提案したところ、

「まずは一度、売場で試してみます」

「少量から置いて、お客様の反応を見たいです」

と言ってもらえた。

初回発注にもつながり、

「これで取引が始まった」

と安心する。

しかし数週間後。

追加注文はなく、取引先からも特に連絡がない。

こちらから聞こうとしても、

「売れていなかったら気まずい」

「導入したばかりなのに催促したくない」

と、そのままになってしまう。

このようなケースは少なくありません。

小売店にとってテスト導入は、

「この商品を継続して扱うか判断する期間」

です。

一方、メーカー側が、

「商品を納品すること」

までしか考えていないと、

何をもってテスト成功とするのか。

いつまで試すのか。

どの売場へ置くのか。

販売後に誰が確認するのか。

が曖昧なまま始まります。

その結果、

「一度置いてもらえたが、その後どうなったのか分からない」

という状態になります。

大切なのは、テスト導入を無理に本導入へ進めることではありません。

実際の売場で、

・どのようなお客様が手に取ったのか
・価格は合っていたのか
・売場との相性はどうだったのか
・商品説明は伝わったのか
・再発注しやすい条件だったのか

を確認し、次の判断材料を残すことです。

この記事では、中小企業のメーカー・生産者・商品販売事業者向けに、「一度売場で試してみます」と言われた時に確認したいこと、テスト導入前の準備、販売期間中のフォロー、本導入や追加注文へつなげる方法を解説します。

目次

「一度試してみます」は本導入ではない

商談で、

「一度置いてみます」

と言われると、営業側は前向きな回答として受け取ります。

実際、商品に全く興味がなければテスト導入まで進まないことが多いため、大きな一歩です。

ただし、小売店側では、

「継続して扱うことを決めた」

のではなく、

「実際に売れるか確認したい」

という段階です。

つまり、テスト導入はゴールではなく、

「判断材料を集める期間」

です。

メーカー側も、

商品を納品する

売場へ置いてもらう

結果を確認する

継続するか判断する

という流れで考える必要があります。

テスト導入前に確認したい5つのこと

1. どの売場へ置くのか

同じ商品でも、売場によって結果は変わります。

たとえば、

・レジ前
・ギフトコーナー
・地域商品コーナー
・菓子売場
・催事コーナー

では、お客様が商品を見る状況が異なります。

【文例】

ありがとうございます。

実際に置いていただく場合、どのあたりの売場を想定されていますでしょうか。

売場が分かれば、商品説明や販促物も合わせやすくなります。

2. 何個から試すのか

初回数量も重要です。

12個なのか。

48個なのか。

100個なのか。

数量によって、

「売れ残った」

という判断も変わります。

テスト販売なのに初回数量が多すぎると、商品自体は一定数売れていても追加発注まで時間がかかる場合があります。

3. どのくらいの期間試すのか

テスト期間が曖昧だと、

「まだ試している途中なのか」

「すでに取扱終了なのか」

分からなくなります。

【文例】

まずは1か月程度、売場で反応を見ていただくようなイメージでしょうか。

厳密な期間を決める必要はありませんが、大まかな目安を共有します。

4. 何を見て判断するのか

テスト導入というと販売数だけを見がちです。

しかし、小売店によって確認したいことは異なります。

・販売数量
・お客様からの反応
・価格
・パッケージ
・売場との相性
・スタッフの扱いやすさ
・再発注のしやすさ

などがあります。

【文例】

今回試していただく中で、特に確認されたいのは販売数でしょうか。それともお客様の反応や売場との相性でしょうか。

相手が何を評価したいのか確認します。

5. いつ結果を確認するのか

最も重要なのが、次の確認時期です。

【文例】

それでは、売場へ並べていただいて3~4週間ほどした頃に、一度状況を伺ってもよろしいでしょうか。

事前に決めておけば、後日の連絡は催促ではなく、

「テスト結果の確認」

になります。

「とりあえず12個置いてみる」で終わらせない

小売店側から、

「まず12個だけお願いします」

と言われることがあります。

初回導入としては自然です。

しかし、

商品を12個発送する

納品完了

で終わってしまうと、その後の状況が分かりません。

最低限、

・売場
・販売開始時期
・確認予定日

まで残しておきましょう。

【記録例】

○○店

商品:△△

初回数量:12個

納品:9月5日

売場:ギフトコーナー

テスト期間:約1か月

次回確認:10月初旬

この程度でも十分です。

初回数量は多ければよいとは限らない

メーカー側としては、初回から多く発注してもらえる方が売上になります。

しかし、テスト導入では、

「無理なく売り切れる数量」

も重要です。

たとえば、

初回48個

1か月で24個販売

の場合。

24個売れているにもかかわらず、店舗側にはまだ24個在庫があります。

そのため追加注文はありません。

メーカー側からすると、

「1か月経っても再発注がない」

となります。

一方、

初回12個

2週間で12個販売

追加12個

であれば、商品が動いていることが分かりやすくなります。

初回売上だけではなく、

「売れ方を確認できる数量か」

という視点も持ちましょう。

テスト導入時だけ小ロットにする場合は次の条件を伝える

初回だけ少量対応することもあります。

たとえば、

通常:48個から

初回テスト:12個から

という条件です。

その場合、

「2回目からどうなるのか」

を事前に伝えます。

【文例】

今回はテスト導入ということで12個から対応いたします。

通常の追加発注は48個からとなりますが、実際の販売状況を確認したうえで、継続時の数量については一度ご相談できればと思います。

後から突然条件が変わったように見えないことが大切です。

売場へ並んだかどうかを確認する

商品を納品しても、すぐ売場へ出るとは限りません。

・棚替え待ち
・担当者不在
・催事開始待ち
・値札準備中
・社内確認中

などがあります。

そのため、納品から少し経った段階で、

【文例】

先日は商品をお受け取りいただきありがとうございました。

その後、売場への展開は問題なく進んでおりますでしょうか。

商品画像や説明文など、追加で必要なものがございましたらお知らせください。

と確認できます。

この段階では販売数ではなく、

「販売できる状態になっているか」

を確認します。

テスト期間中に毎週売上を聞く必要はない

テスト導入が気になるからといって、

「今週何個売れましたか?」

「その後どうですか?」

と頻繁に連絡すると、店舗側の負担になります。

販売期間は商品によって異なります。

特に、

・ギフト
・高単価商品
・季節商品

は、毎日均等に売れるとは限りません。

テスト開始時に決めた時期まで待ち、必要な場合だけ確認します。

販売数だけでテスト結果を判断しない

たとえば、

1か月で12個中6個しか売れなかった。

この数字だけを見ると、

「半分しか売れなかった」

となります。

しかし、状況によって意味は異なります。

売場に出たのが1週間前だった

実際の販売期間は短かったことになります。

価格表示が分かりにくかった

商品の問題ではなく売場表示の問題かもしれません。

季節需要の前だった

需要期に入ると動く可能性があります。

店舗スタッフからの評価は高かった

別の売場や用途なら可能性があるかもしれません。

販売数量は重要ですが、その背景も確認しましょう。

テスト導入後に使いやすい質問

売場について

【文例】

現在はどのような場所へ置いていただいていますでしょうか。

在庫について

【文例】

差し支えなければ、現在どのくらい在庫が残っていますでしょうか。

お客様について

【文例】

ご購入いただいているお客様について、何か傾向はございますでしょうか。

商品への反応について

【文例】

お客様やスタッフの方から、商品について何か質問やご意見はございましたでしょうか。

扱いにくさについて

【文例】

実際に売場へ置いていただいて、価格、サイズ、商品説明など扱いにくいと感じる点はございましたでしょうか。

継続について

【文例】

現在の状況を踏まえると、もう少し様子を見られる形がよさそうでしょうか。それとも追加についてご検討いただけそうでしょうか。

いきなり、

「追加注文されますか?」

だけを聞かないことがポイントです。

「思ったより売れていません」と言われた時

店舗から、

「正直、思ったほど動いていません」

と言われることがあります。

ここで、

「もっと目立つ場所に置いてください」

「他店では売れています」

と返すのは避けましょう。

まず状況を確認します。

【文例】

率直に教えていただきありがとうございます。

今後の商品改善にも生かしたいので、差し支えなければ、現在の売場とお客様からの反応について少し教えていただけますでしょうか。

原因を、

商品。

価格。

売場。

顧客。

伝え方。

に分けて確認します。

売場が合っていない可能性を考える

商品そのものではなく、

「置かれた場所」

が合っていないケースがあります。

たとえば、

ギフト向け商品

一般菓子売場

では、購入用途が伝わりにくい場合があります。

逆に、

地域素材を使った商品

地域商品フェア

なら、特徴が理解されやすいかもしれません。

【文例】

もし売場変更が可能でしたら、ギフトコーナーなど別の場所でも一度反応を見ていただく方法は現実的でしょうか。

ただし、店舗側の売場方針があります。

メーカー側から一方的に指示しないようにしましょう。

「POPを作れば売れる」と決めつけない

売れ行きが悪いと、

「POPを送ります」

となることがあります。

POPが役立つ場合はあります。

ただし、

・顧客層が違う
・価格帯が合っていない
・商品カテゴリーが違う

場合は、POPだけでは解決しません。

まず原因を確認し、必要なら用意します。

【文例】

商品説明が分かりにくいようでしたら、簡単なPOPをご用意できますが、売場として使いやすそうでしょうか。

店舗へ必要性を確認してから作ります。

スタッフが商品を説明できる状態にする

テスト導入では、バイヤーだけでなく店舗スタッフまで商品情報が届いているかも重要です。

長い商品資料を全員へ読んでもらう必要はありません。

一言で伝えられる内容を用意します。

【例】

熊本県産○○を使った、常温で持ち運べる焼菓子です。

【例】

個包装なので、職場へのお土産や手土産にも選びやすい商品です。

店舗スタッフ向けに、

・商品写真
・特徴3点
・おすすめ用途

だけを1枚にまとめる方法もあります。

バイヤーや店舗スタッフへ商品情報を共有しやすくするためには、商品資料そのものも相手が短時間で理解できる構成にしておくことが大切です。

商品画像を店舗が使える状態にする

店舗が、

・Instagram
・ECサイト
・店内案内
・デジタルサイネージ

などで商品を紹介することがあります。

その際に、

「使える商品画像がない」

と店舗側で撮影が必要になります。

メーカー側で、

・白背景の商品写真
・パッケージ写真
・利用イメージ

などを準備しておくと、販促に使いやすくなります。

ただし、SNS投稿などを当然のように依頼するのではなく、

【文例】

必要でしたら商品紹介にお使いいただける画像をご用意しております。

と選択肢として案内しましょう。

「お客様の反応がない」も重要な情報

テスト販売では、

「悪い反応があったか」

だけでなく、

「何も反応がない」

ことも情報です。

商品を見ても、

・何の商品か分からない
・自分向けだと思わない
・価格だけ見て離れる
・地域性が伝わっていない

可能性があります。

その場合、商品の説明方法や売場を見直す材料になります。

「売れています」と言われた時も詳しく確認する

店舗から、

「結構売れていますよ」

と言われたら、追加注文につながる可能性があります。

しかし、その言葉だけで終わらせないようにします。

【文例】

ありがとうございます。

差し支えなければ、どのようなお客様に選ばれていることが多いでしょうか。

【文例】

ギフト用途とご自宅用では、どちらが多そうでしょうか。

【文例】

売場の中で特に反応が良かった見せ方などがあれば教えていただけますでしょうか。

売れた理由は、次の営業先を選ぶ材料になります。

テスト導入成功の理由を次の営業に使う

たとえば、

ホテル売店でテスト導入

1,000円前後の手土産として売れた

という結果が出た場合です。

次の営業先を、

「全国の小売店」

とするより、

「同じ客層を持つホテル売店」

にすると提案しやすくなります。

【営業時の説明例】

現在、ホテル売店では1,000円前後の手土産用途としてお取り扱いいただいています。

実際の売場で得た情報は、単なる販売実績以上の価値があります。

売れなかった結果も次の営業先選びに使える

テスト導入がうまくいかなかった場合も無駄ではありません。

たとえば、

観光客向け売場では動かなかった。

地元客向けのギフト店舗では反応がよかった。

ということが分かれば、営業先を修正できます。

「採用された店舗数」

だけを見るのではなく、

「どの売場なら商品が動いたか」

を蓄積しましょう。

テスト終了後に「継続しません」と言われた時

取扱終了になる場合もあります。

その時に無理に引き止める必要はありません。

できれば理由を確認します。

【文例】

承知いたしました。

このたびはお試しいただきありがとうございました。

今後の商品改善の参考にしたいため、差し支えなければ、継続を見送られる一番大きな理由を教えていただけますでしょうか。

たとえば、

・販売数
・価格
・パッケージ
・売場
・ロット
・送料

などがあります。

この情報が複数店舗で共通していれば、改善すべき部分が見えてきます。

「今回は合わなかった」と判断することも大切

すべてのテスト導入を継続取引へ変える必要はありません。

商品と店舗には相性があります。

たとえば、

価格帯が大きく違う。

顧客層が違う。

店舗が求めるロットと合わない。

物流条件が合わない。

という場合です。

無理に値下げしたり、条件を変えたりして継続しても、自社に利益が残らない可能性があります。

テスト導入は、

「取引するべき相手かどうかを双方が確認する期間」

とも考えられます。

追加発注が出たら「テスト成功」で終わらせない

追加注文が入れば、継続取引への大きな一歩です。

そこで確認したいのが、

「なぜ追加発注になったのか」

です。

【文例】

追加のご注文ありがとうございます。

今後のご提案にも生かしたいため、差し支えなければ、今回どのようなお客様からの反応が良かったか教えていただけますでしょうか。

可能であれば、

・購入者
・用途
・売場
・販売期間

を確認します。

テスト導入後に初回発注は入ったものの、その後追加注文が止まっている場合は、販売状況や再発注条件を改めて確認してみましょう。

2回目発注の数量にも注意する

テスト導入で12個売れたからといって、

次は100個。

と急に増やす必要はありません。

新商品効果で最初だけ動いた可能性もあります。

継続して売れるか確認しながら数量を増やします。

特にメーカー側から、

「次はもう少し多くいかがですか?」

と無理に増量を促すと、店舗側の在庫リスクが高くなります。

テスト導入時の特別価格をそのままにしない

テスト用として、

・初回特別価格
・送料無料
・小ロット対応

を行う場合があります。

継続時の条件は事前に整理しておきます。

【文例】

今回のテスト導入分は初回条件となっております。

継続の場合は通常条件をご案内いたしますので、販売状況を確認したうえで改めてご相談できればと思います。

後から突然値上げされたと思われないようにしましょう。

テスト導入後に通常価格について値下げを求められた場合は、価格だけを下げる前に、数量・送料・ロットなど何が障壁になっているのか確認しましょう。

通常ロットが追加発注の障壁になっていないか

テスト導入12個。

通常発注48個。

という場合、テストは成功しても、

「48個はまだ多い」

となる可能性があります。

その場合、

・24個で一定期間対応する
・複数商品を組み合わせる
・発注頻度を調整する

など、採算の範囲で検討できるか確認します。

通常ロットを必ず下げる必要はありません。

継続しにくい原因がロットなのかを知ることが重要です。

本導入へ切り替える時に条件を再確認する

テスト導入から継続取引へ移る際は、改めて基本条件を確認します。

・卸価格
・最低発注数
・送料
・納期
・発注方法
・支払条件
・問い合わせ先

などです。

初回は営業担当者と直接やり取りしたものの、今後は受注担当が対応する場合もあります。

【文例】

今後の追加発注は、こちらのメールアドレスへ商品名と数量をご連絡いただければ対応いたします。

通常納期は3~5営業日です。

取引先が迷わず発注できる状態にします。

卸価格、最低発注数、送料、納期などの基本条件については、本導入前に改めて整理しておくと取引先も発注しやすくなります。

テスト導入先を管理する

テスト販売が複数になると、

「どの店舗が今どうなっているか」

分からなくなります。

簡単な管理表を作ります。

【管理項目】

・会社名
・店舗名
・商品
・テスト開始日
・初回数量
・売場
・テスト予定期間
・確認予定日
・在庫
・販売状況
・お客様の反応
・店舗側の意見
・継続可否
・追加発注日
・次回行動

重要なのは、

「商品発送済み」

だけで終わらせないことです。

テスト導入から本導入への移行率も見る

販路開拓の数字として、

展示会名刺数。

商談数。

初回発注数。

だけを見ることがあります。

さらに、

テスト導入数

2回目発注数

3回以上の継続取引数

まで見ると、商品と売場の相性が分かりやすくなります。

たとえば、

テスト導入10店舗

2回目発注3店舗

であれば、

・商品
・売場
・価格
・ロット
・営業先選定

のどこに改善余地があるのか確認できます。

テスト導入が多すぎる場合も確認する

商談の多くで、

「とりあえず少量から」

となる場合があります。

テスト導入自体は問題ありません。

ただし、

・商品価値が伝わっていない
・取引実績が少なく不安を持たれている
・通常ロットが大きい
・価格が高い
・営業先との相性が不明確

ために、毎回テストになっている可能性もあります。

テスト導入を増やすことだけではなく、

「なぜ相手がまず試したいと思ったのか」

も確認しましょう。

本導入につながった店舗の共通点を探す

テスト導入を重ねると、継続した店舗と終了した店舗が分かれてきます。

そこで、

【継続した店舗】

・ホテル売店
・1,000~1,500円の商品が多い
・ギフト需要がある
・小ロット発注

【継続しなかった店舗】

・日常食品中心
・500~800円の商品が多い
・低価格重視

のような違いが見えることがあります。

この情報を使えば、次の営業先を絞れます。

そもそも自社商品と相性のよい売場を探す段階から見直したい場合は、商品説明の前にバイヤーへ確認したいことも参考にしてください。

テスト導入前チェックリスト

商談時

・何を試したいのか確認した
・どの商品を導入するか決めた
・売場を確認した
・初回数量を確認した
・テスト期間の目安を確認した
・何を評価するか確認した
・次回確認時期を決めた

取引条件

・初回価格を明確にした
・通常価格を伝えた
・初回ロットを明確にした
・通常ロットを伝えた
・送料条件を伝えた
・継続時の条件を説明した

納品時

・到着予定を伝えた
・商品資料を渡した
・スタッフ向け説明を用意した
・商品画像を提供できる状態にした
・再発注方法を案内した

テスト期間中チェックリスト

・商品が売場へ出たか確認した
・頻繁に連絡しすぎていない
・売場変更を一方的に要求していない
・必要な販促物を確認した
・店舗スタッフが説明できる情報を用意した
・SNS投稿などを当然のように依頼していない

テスト終了時チェックリスト

・現在の在庫を確認した
・どのようなお客様が買ったか確認した
・売場を確認した
・店舗側の意見を聞いた
・売れた/売れないを数字だけで判断していない
・継続可否を確認した
・継続しない場合は可能な範囲で理由を聞いた
・継続する場合は通常条件を再確認した
・次の発注方法を明確にした

まとめ:テスト導入は「売って終わり」ではなく「学ぶ期間」

小売店から、

「一度売場で試してみます」

と言ってもらえることは、販路開拓において大きな前進です。

しかし、

商品を発送した。

売場へ置いてもらった。

だけでは、テスト導入を十分に活用できません。

始める前に、

・どこへ置くのか
・何個試すのか
・どのくらい試すのか
・何を見て判断するのか
・いつ結果を確認するのか

を整理しましょう。

そして販売後は、

「追加注文はいかがですか?」

と聞くだけではなく、

・販売状況
・在庫
・購入者
・売場
・店舗スタッフの反応
・扱いにくい点

を確認します。

売れた場合は、

「なぜ売れたのか」

を残す。

売れなかった場合は、

「なぜ合わなかったのか」

を残す。

どちらも次の販路開拓に使える情報です。

テスト導入した全店舗を、本導入へ進める必要はありません。

商品の価格帯。

客層。

売場。

ロット。

物流条件。

によっては、その店舗とは相性が合わないこともあります。

重要なのは、一つひとつのテスト導入から、

「自社商品はどのような店舗で売れやすいのか」

を学ぶことです。

テスト導入

販売状況の確認

改善

追加発注

継続取引

という流れまで管理することで、

「商品を一度置いてもらった店舗」

ではなく、

「継続して商品が動く販路」

を増やしていくことにつながります。

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「少量導入までは進むが、その後追加注文にならない」

「テスト販売後に何を確認すればよいか分からない」

「取扱店舗は増えているが、実際に売れているか把握できていない」

「どのような店舗と商品相性が良いのか整理したい」

といった場合も、現在の商品や取引状況を確認しながら、優先して改善する内容を整理します。

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