面接や内定に繋がる具体的な6つのコツ
「応募は来るのに、面接に来てくれない…」
「やっと見つけた良い人に、内定を辞退されてしまった…」
採用担当者のみなさん、こんなお悩みはありませんか?
実は、その原因は「応募者への接し方」にあるかもしれません。
今の時代の応募者は、選考を受けながら「この会社、本当に大丈夫かな?」と、私たちの会社をしっかり見ています。
そこで今回は応募者が「この会社で働きたい!」と思ってくれるような面接や内定に繋がる具体的なコツを、2つのパートに分けてご紹介します。
パート1:「面接に来てくれない問題」を解決する3つのコツ
応募してくれた人の「やる気」が冷めてしまう前に、サッと行動するのがポイントです。
コツ1:連絡は「スピード」が命!
優秀な人ほど、たくさんの会社に応募しています。
返事が遅い会社は、それだけで「忘れられてるのかな?」と思われてしまいます。
- とにかく2日以内に連絡する!
応募があったら、合格でも不合格でも、2営業日以内に必ず連絡するルールを作りましょう。
「お待たせしました!」の気持ちが大切です。 - 合格の連絡は、ひと工夫を
面接に来てほしい人には、「あなたの経験は素晴らしいですね!ぜひ詳しくお話を聞かせてください」のように、会えるのが楽しみだという気持ちを伝えましょう。
これだけで、相手のワクワク感が高まります。 - お断りの連絡も、丁寧に
残念ながら今回はご縁がなかった人にも、「たくさんの会社の中から、うちを選んで応募してくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えましょう。
丁寧な対応は、会社の評判を守ります。
コツ2:面接の「日程調整」で、相手を思いやる
「都合のいい日を教えてください」と丸投げするのは、実は相手にとって結構な手間なんです。
- こちらから「この日はいかがですか?」と提案する
会社のほうで面接できる日時をいくつか先に提示して、「この中から選んでください」と伝えてあげましょう。
そのほうがずっと親切です。 - 「夜や土曜日」も選択肢に入れる
今、別の会社で働いている人は、平日の昼間に休みを取りにくいもの。
「もしよろしければ、夜7時からでも大丈夫ですよ」といった柔軟な姿勢を見せると、「応募者のことを考えてくれる良い会社だな」と思ってもらえます。
コツ3:面接の前に「不安」を取り除き、「楽しみ」をプレゼントする
初めての会社に行くのは、誰でもドキドキするものです。
その不安を安心に変えてあげましょう。
- 面接案内メールに、プラスアルファの情報を
- 「当日は、私、鈴木がお待ちしています!」
面接官の名前や部署を伝えましょう。
顔写真や簡単な自己紹介があれば、もっと安心できます。 - 「当日はこんなお話をします」
面接の簡単な流れを教えてあげると、相手も心の準備ができます。 - 「会社の雰囲気が分かる記事です」
社員インタビューやブログのリンクを送って、会社のファンになってもらいましょう。
- 「当日は、私、鈴木がお待ちしています!」
パート2:「内定を断られる問題」を解決する3つのコツ
「この会社に決めます!」その一言をもらうための、最後のひと押しです。
コツ4:面接を「会社のアピールの場」に変える
面接は、応募者をテストする場ではありません。
会社の魅力を伝え、ファンになってもらう最高のチャンスです。
- 面接官は、みんな「会社の顔」
偉そうな態度の面接官がいる会社で、働きたい人はいませんよね。
面接官全員が「応募者の話をしっかり聞く」「会社の良いところを自分の言葉で話す」といったおもてなしの心を持つことが大切です。 - 「未来の仲間」と話す機会を作る
社長や役員だけでなく、実際に一緒に働くことになる現場の社員と話す時間を作りましょう。
「どんな人たちと働くのか」が分かると、入社後のイメージが湧き、安心感に繋がります。
コツ5:内定の伝え方を「最高のサプライズ」にする
ただの事務連絡で終わらせてはダメ!
「あなたに来てほしい!」という気持ちを、全力で伝えましょう。
- 内定の第一報は、ぜひ「電話」で!
メールだけでなく、採用の責任者が直接電話をして「〇〇さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!」と伝えましょう。
温かい生の声は、何より心に響きます。 - 「なぜ、あなたがいいのか」を熱く語る
給料や条件を説明する「オファー面談」の時間を設けましょう。
そして、その場で「あなたの〇〇なところを、高く評価しました」「入社したら、こんな活躍を期待しています」と具体的に伝えてください。
「自分は必要とされているんだ」と感じてもらうことが、承諾への一番の近道です。
コツ6:内定を出した後も「ほったらかし」にしない
内定を出してから返事をもらうまでの間、応募者は一番迷っています。
ここでしっかりフォローすることが、最後の決め手になります。
- 「その後、どうですか?」と声をかける
週に一度くらい、「何か分からないことや不安なことはありませんか?」と連絡してみましょう。 - 「みんな、待ってるよ!」という雰囲気を伝える
「チームのみんなに〇〇さんの話をしたら、すごく喜んでいましたよ!」といった社内の歓迎ムードを伝えるのも、とても効果的です。
まとめ:採用活動は、心を込めた「おもてなし」
結局のところ、大切なのは応募者一人ひとりを大切に想う気持ちです。
会社のドアを叩いてくれたことに感謝し、心を込めて接すること。
その小さな積み重ねが、「この会社で働きたい!」という応募者の気持ちを育て、採用の成功に繋がっていきます。
ぜひ、今日からできることから試してみてください!
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